補聴器についてお客様より伺うことの多い質問をまとめました。
補聴器についてよくある質問
どのメーカーの補聴器が一番良いのですか?
メーカーによって、独自の特別な機能が付いているものもあり、優劣をつけることは難しいです。しかしそれ以上に大切なのは、音色です。優しい音色、シャープな音色、また低音域が豊かに出るもの、高音域が強く出るもの・・・・・と様々です。難聴の種類・特徴によってピッタリと合うものを探す必要があります。大切なのは、どのメーカーの補聴器が良いのかではなく、どのメーカーの補聴器が自分の聴こえの状態に合うかです。専門家によくご相談ください。
通信販売の補聴器というのはどうなのですか?
通信販売の補聴器はお勧めできません。まず第一に、聴力を測らずに購入しなければならないからです。もし補聴器が必要以上の音を耳に浴びせてしまうと大変危険です。そして次に、耳の形状に合った型を取っていないからです。耳の形は十人十色です。既製品ではなく、きちんと専門家に型を取ってもらい、自分の耳にぴったりフィットする補聴器を作ってもらうことをお勧めします。
通信販売とヒヤリングアートの違い、補聴器と集音器の違いのページもご覧ください。
価格の高い補聴器は安いものと比べて何が違うのですか?
高い補聴器にはそれなりの理由があります。主な理由は、複雑な聴力に対して細かな調整がどのくらい出来るかで、「聴こえ」と「快適性」に差が出ます。そして「騒音処理の優秀性」、音環境の処理速度の速さにより「エコー感の軽減」などの違いがあります。これから補聴器をご購入の方は、性能、使い勝手、そして予算についてよく相談してみてください。
補聴器を着けて音楽を聴くと音痴に聴こえるのはなぜですか?
理由はいくつかあります。
- 騒音処理をしている補聴器では音楽を「騒音」と捉えるため、微妙なニュアンスが加工され、音情報の一部が欠けてしまいます。
- マイクから補聴器に音が入って、音処理をした後レシーバーに出てくるまでに時差があるため、 カラオケなどでは音がズレてしまうことがあります。
- 補聴器には小さい音を聴こえやすい大きさにする一方で、不快な大きな音を快適な大きさに下げるといった自動的に音量を調整する機能がありますが、補聴器が音楽に対してその動作をすると音痴に聞こえてしまいます。
音楽への想い
代表の園原は、アマチュアながらミュージシャン。楽器演奏をしたり、CDで音楽鑑賞をすると気持ちが穏やかで、とても幸せな気分になります。
難聴をお持ちの方で、補聴器を着けて音楽を聴くことを諦めているお客様がたくさんおられます。確かに難聴の性質的な部分、また補聴器の性能面においても限界がある場合もあります。そこで、私達ヒヤリングアートの新たなチャレンジとして、「音楽を楽しんでもらいたい」と2016年にプロジェクトを立ち上げました。
「豊中補聴器センター別館」です。
店を丸ごと防音室にして、楽器の残響音を含めオーディオ的音響特性を考えつくしたスタジオです。今まで多くのプロミュージシャンや放送局関係の方々も別館の音響の良さを絶賛しています。
JBLモニタースピーカー4344をベースにハイエンド・オーディオ・システムはもとより、プロのレコーディングでも使われている、ギター、フラット・マンドリン、コントラバスなども常備し、色々な音を楽しみながら補聴器の調整を行うサービスを致しております。
プロミュージシャンや調律師の方の補聴器調整実績もございます。気軽にカラオケを楽しみたいというニーズの方にも対応しております。ご希望の方はお申し出ください。