補聴器を着けてもテレビが聞こえにくい時は~対処法~
こんにちは。あるいはこんばんは。
池田補聴器専門店のガミちゃんです。
テレビを観ているとき、アナウンサーが話すニュースは聞き取れるのに、
バラエティやドラマでは聞き取れないことはありませんか?
これには理由があります。
この記事では、テレビの声が聞き取り難い原因と、その対策についてお伝えします。
目次
テレビの声が聞こえにくい原因
テレビ音声の特徴
先にお伝えしたニュースは聞き取れるというお話ですが、皆様ご存じの通り、ニュースキャスターは人に情報を正確に伝える為に発声や発音の訓練を重ねています。
俳優さんは役の気持ちや感情をリアルに伝えるため、明るい声も出せば、時には小さくボソボソと話すこともあります。
そのため、ニュースは聞き取れるけどドラマは聞き取れない。
声は聞こえるけど言葉が聞き取れない、という事が起きます。
試聴環境での違い
テレビのスピーカーから距離があることや、部屋の音が反響するなどの視聴環境も難聴者にとっては大きな問題となります。
テレビのスピーカーと視聴する方の距離が近ければ音が大きくなりますが、一般的には1.5m〜2m位は離れて視聴する事が多いです。
最近の薄型モデルは、スピーカーがテレビの下や後ろにあったり、迫力や臨場感のある音質だと、難聴者にはかえって聞き取り難いこともあります。
見落としがちですが、硬い材質の壁だと音が反響して聞き取り難いこともあります。
テレビの声を聞こえやすくするには
上に書いたようにテレビの音声を聞き取ることが難しい場合、今すぐできる簡単な方法で解決できることがあります。
いますぐ試せる方法
・テレビ音声をモノラルにする
音の臨場感は減ってしまいますが、音の広がりがなくなるので聞き取りやすくなります。
・部屋の壁が硬い材質の場合は布で覆う
硬い壁は音を反射させ、聞き取りに影響がでる事があります。
布で覆う事で、それを軽減させることができます。
補聴器の周辺機器を使う方法
補聴器には周辺機器として、テレビの音声を直接補聴器に送る機器や、補聴器と接続できる外部マイクなどがあります。
どちらも補聴器と無線で接続することができますので、取り回しも楽で便利です。
写真はオーティコン社のTVアダプター
テレビに接続してブルートゥースで補聴器に音声を送ります。
メーカーによっては取り扱いのないタイプもあります。
ご利用の補聴器によっては利用できないこともあります。
ご購入の前に、必ず確認をお願いします。
店頭でも確認できますのでお気軽にお尋ねください。
まとめ
テレビの音声が聞こえにくい場合、すぐに実践できる方法と、補聴器の周辺機器を使った方法があります。
周辺機器の場合は、ご自身の補聴器が対応しているか必ず確認してください。
お店でも確認できますのでお気軽にお尋ねください。
お問い合わせ・来店のご予約はお近くの店舗までお電話を
補聴器をご検討の方・補聴器でお悩みの方、どうぞ安心してお任せください。
当店では他店様でご購入の補聴器も喜んで調整・クリーニングを承ります。
また当店はご予約のお客さまを優先させていただいております。
お待たせしないために、ご来店の前にご都合の良い日時のご予約をお勧めいたします。