こんにちは高槻補聴器センターの森澤です。

・「補聴器を着けると自分の声じゃないように聞こえる」

・「動画を撮った時の自分の声が変」

・「スピーカーから聞こえてきた自分の声が自分じゃないように聞こえる」

というような今まで聞いていた自分の声にどこか違和感を感じることはありませんか?

 

今回はマイクを通した時や録音した時の自分の声に違和感を感じる理由についてお話します。

自分の声に違和感を感じる理由

発声の仕組み

まず、声はどうような仕組みで発生するでしょうか?

大切なのは3つ

  • 「呼気の流れ」:息の吐く力によって声の音量が変化します
  • 「声帯の震え」:声帯を震わすことで音、濁音などを発生させます
  • 「口や舌などの形状」:形状を変えることで子音や母音を生み出します

主にこの3つが言葉を出すために必要となります。

 

音は振動で生み出す

音は簡単に説明すると振動によって発生します。

そのため、声も震えがないと声にはなりません。

そこで重要なのは「声帯」です。

声帯の振動によってしっかりとした声になります。

 

録音された自声が他人が聴いている声

実は相手が聴いている声と自分が出している声の聴こえ方は違います。

相手が聴いている声は、マイクを通した声や録音した声に近いです。

では、なぜ自分の声は違って聴こえるのでしょうか?

その原因は「」です。

 

声の振動は骨にも伝わる

先ほどもお話しているように声(音)は振動です。

振動は空気だけでなく物体にも伝播します。そのため、骨にも振動が伝わります。

喉、首、頭蓋骨、そして最後に鼓膜を伝導し聴神経へと移動します。

録音した声(他人が聴いた声)は自分の声を外側から聴いた一種類のみ

しかし、自分が発声している時は発声した時に口から出で聴いた「外からの音」と自分の声が骨を伝ってきた「内側からの音」の二種類の音が混ざっています。

そのため、自分の声を録音で聴いたときに違和感を感じるのです。

 

補聴器を着けた時の自分の声

補聴器は聴きにくくなった音を聴き取りやすくするための医療機器です。

そのため、補聴器にもスピーカーとマイクが備わっているので、多少自分の声に違和感を感じるかもしれません。

しかし、補聴器の音の調整や補聴器の形状を修整することによって自分の声の違和感を軽減することが出来ます。

 

自分の声に違和感を少なくするには?

一番簡単なのは、録音した自分の声を聴いていくことです。

自分の声は聴いて慣れていくことで自分の声に違和感が減少すると考えられます。

また、訓練によって自分の声を変えることもできます。(ものまね芸人や声優といった方々がされています。)

自分の声を理想に近づけ、自分の声の違和感を軽減させてください。

 

まとめ

・録音した時の声が本来の自分の声

・声を出すときは外側から聴く音と内側から聴く2種類の音が混じっている

・練習することで自分の声は変わる

 

いかがでしょうか?

普段から聴き慣れていない声、特に自分の声というのは違和感を感じやすいです。

ですが、毎日聴く事でその違和感は軽減されていきます。

補聴器も同じです。初めて補聴器を着けた時は様々な種類の音が聴こえるようになり、最初は違和感を感じるかもしれません。

しかし、毎日聴くことによって違和感は軽減され、色んな音が聴こえることに楽しくなると思います。

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