補聴器を着けてうるさいと感じる時の原因と対策について
こんにちは。
高槻補聴器センター店長の住吉です。
「補聴器って雑音がうるさそう」
そんな評判を聞いて興味はあるのに躊躇している方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は補聴器を着けてうるさいと感じる原因と対策について解説していきたいと思います。
まず補聴器本体から発するノイズというものはほとんどなく、
うるさい雑音と感じる音のほとんどが生活騒音です。
初めて補聴器を装用すると今まで聞こえにくかった周囲の音が聞こえるようになります。
これ自体は良いことですが、着け始めは必要な音と不要な音を選別することができず、
会話も騒音も同じレベルで聞こえてしまいます。
その結果、周囲の音が気になってしまい、会話が聞き取りにくいという状態が起きてしまうのです。
ではその生活騒音とはどのようなものがあるか具体的に見ていきましょう。
・食器がぶつかる時のカチャカチャ音
・新聞など紙をめくる時の音
・水道水が流れる音
・電車に乗った時のガタゴト音
・自動車が通る時の音
などなど挙げていけばたくさんありますが、
これらの音は聞こえて当たり前の音で、
健聴者(聴こえに問題がない方)は毎日当たり前のように聞いています。
そして脳の中で不必要な音は無視することができているのです。
それに対して難聴者はにその区別がしにくくなっており、
補聴器を着け始めは会話よりも周囲の音を気にしてしまう傾向があります。
では、どうすればいいでしょうか。
①補聴器の音に慣れる
②補聴器の調整をプロに行ってもらう
①補聴器の音に慣れるためにやるべきことはいたって単純!
補聴器を着けて生活するということです。
始めはただうるさかった騒音が脳の中で整理されるようになり、
少しずつ不要な音を聞き流しできるように変わっていきます。
②そして慣れるための調整を行うのは私たち専門スタッフです。
一人ひとり感じ方も生活環境も違います。
お客様に「慣れてください」と一方通行ではうまくいきません。
お客様の環境を考慮し、私たちヒヤリングアートのスタッフは初めての方でも慣れやすい音の調整をし、
1ヵ月から3か月かけて聞こえやすく快適な音へ変えていきます。
このように、調整をきちんと行い、普段から装着していれば(使って下さいね)、
誰でも問題なく使えるようになります。
当店には言語聴覚士を含む2名の資格所有者が常駐し、
お客様の快適な補聴器ライフのお手伝いをさせていただいております。
お気軽にご相談下さいませ。
また、当店ではご予約の方を優先させていただいております。
特に初めての方はじっくりとお話をさせていただきたいと思いますので、ご予約がおすすめです。
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