補聴器を着けてもきこえないのには原因があります!
「補聴器を着けている人を知っているけど、聴こえていないようだ」
補聴器は高額なのに、補聴器について良い話を聞かなかったりすると不安になりますよね。
今回は補聴器を着けているにも関わらず、聴こえにくい場合の原因をお話したいと思います。
目次
補聴器を着けても聴こえない原因として考えられること
補聴器はきちんと使えば大変便利なものですが、いくつか注意事項があります。
「着けても聴こえない」原因として起こりやすいものを紹介していきましょう。
補聴器が自身の聴こえに合っていない
聴こえ方は十人十色です。
低い音が聴こえにくい方もいれば、高い音が聴こえにくい方もいます。
たとえ聴力が同じでも、音の感じ方は人それぞれです。
補聴器のメーカーは十数社あり、音の好みや聴力に合わせた機種選定が必要です。
補聴器の音の調整が不十分
補聴器は調整がとても大切です。
高性能な補聴器でも、その性能を活かせなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
補聴器は「買って着けたら終わり」ではありません。
故障もしくは汚れや湿気で音が弱くなっている
補聴器が聴こえに合っていても、コンディションが落ちていると正しい音が出ません。
補聴器は汗、耳垢、湿気の影響を受け、少しずつ音が弱くなっていきます。
クリーニングや乾燥をしっかり行うことで、本来のきれいな音が維持できます。
補聴器の聴こえを良くするための3つの方法
①相性の良い補聴器を選ぶ
メーカーによって、優しい音色、シャープな音色、低音域が豊かに出るもの、高音域が強く出るもの。と様々な特徴があります。
聴力によってはあるメーカー独自の機能が役に立つ事もありますので、専門家としっかり相談して補聴器を選びましょう。
②専門店で調整をじっくり行う
補聴器は購入して終わり。ではなく、購入してからがスタートになります。聴力が変われば音の調整をするのは勿論です。
周りの環境が変わっても調整が必要になります。専門店には「認定補聴器技能者」という補聴器のプロが在籍していますので気になる事は悩まずに相談し、調整してもらいましょう。
③定期的にメンテナンスを行う
補聴器は出来れば1、2ヵ月、少なくとも3ヶ月に1度はメンテナンスを推奨します。毎日補聴器を使っていると気付きにくいですが、
徐々に音の力。特に言葉を聴き取る為の必要な音が低下していきます。メンテナンスの期間が空いてしまった方は、一度専門店でしっかりとメンテナンスしてもらうと良いでしょう。
「音が聴こえること」と「言葉が分かること」は違う
ここまで「補聴器を着けても聴こえない原因」についてお話しました。
一般的には声を大きくすれば100%の言葉が通じると思われがちですが実はそうではありません。
難聴の方、特に感音性難聴が進行すると、語音別弁能(言葉を聞き分ける力)が低下する事が少なくないのです。
そうなってしまうと補聴器を着けても、音は聴こえるのに言葉が分からないという状態になってしまいます。
※難聴・感音性難聴についての詳しい解説は以下のリンクをご覧ください。
※語音別弁能についての詳しい解説は以下のリンクをご覧ください。
まとめ
今回は補聴器を着けていても聴こえない原因についてお話いたしました。
語音別弁能が低下してしまうと、完璧に聴こえるには難しい部分もありますが上記の「3つの方法」でしたら、改善する見込みは十分にございます。
もちろんそれ以外の事でも、まずは補聴器専門店に相談してみましょう。
ヒヤリングアートでは補聴器の試聴貸出・音の調整・メンテナンスは全て無料で行っており
お客様の大切な補聴器を上手に使いこなせるようになるまでしっかりお手伝いいたします。
私達と一緒に聴こえを快適にして人生を豊かにしていきましょう。
お問い合わせ・来店のご予約はお近くの店舗までお電話を
補聴器をご検討の方・補聴器でお悩みの方、どうぞ安心してお任せください。
当店では他店様でご購入の補聴器も喜んで調整・クリーニングを承ります。
また当店はご予約のお客さまを優先させていただいております。
お待たせしないために、ご来店の前にご都合の良い日時のご予約をお勧めいたします。