補聴器が雨に濡れた時、どうしたら良い?
「突然の雨」
補聴器ユーザーにとって、とても不安になる言葉ですよね。
天気予報を見て外出しても、突然の雨に降られることがあります。
そんな時のため、「もし補聴器が雨に濡れたらどうすればいいか」をお話します。
補聴器が雨に濡れた場合の注意点
初めて補聴器を使われる方から、
「補聴器は機械なので、雨の日は外した方がいいですか?」
「雨に濡れたら故障するのですか?」
と、ご質問をいただくことがあります。
大抵の補聴器は撥水加工が施されているので、少し濡れる程度で故障することは稀です。
しかし、濡れた時に間違った処置をすると、それが故障の原因になることがあります。
濡れてしまった時は下記の手順を参考に水気を除去してください。
その後は必ず補聴器専門店にお持ちください。
補聴器が濡れてしまった場合にすべき処置
もし補聴器が濡れてしまったら、焦らず下記の手順で処置をしてください。
①表面の水気をしっかり拭き取る
乾いた布やティッシュで拭き取りましょう。
②電池を取り出す
電池蓋をあける時は、補聴器表面の水気をしっかり拭き取ってからにしましょう。
補聴器表面の水が、内部に侵入する事で、それが故障に繋がることがあります。
③ドライケースに入れる
補聴器内部に侵入した水をできる限り除去するため、必ずドライケースで保管しましょう。
また、パーフェクトドライラックスなどの補聴器用乾燥機を使用すると更に効果的です。
④補聴器専門店に持ち込む
大型の乾燥機でしっかり乾燥させ、音に影響がでていないか確認させていただきます。
この手順で処置をすれば、必ず故障を防げるというものではありません。
しかし、故障を回避できる可能性は高まりますので、是非覚えておいてください。
補聴器の防水性能
大抵の補聴器には撥水加工が施されているとお伝えしましたが、優しい雨程度なら耐えられても、大雨やシャワーのように水圧が高いと耐えられなかったり、またメーカーや機種によっても防水性能が違います。
詳しくは、過去の記事に記載しておりますので、一度読んでみてくださいね。
過去記事
[補聴器つけたままプールに入ってもOK?気になる防水性能を解説します]
まとめ
補聴器が水に濡れてしまった時、やっぱり焦ってしまいますよね。
なるべく落ち着いて、まずは表面の水気をしっかりと取り除くことが大切です。
そしてなるべく早く補聴器専門店にお持ちください。
他店で購入された補聴器もメンテナンスさせていただきます。
水に関わらず、補聴器で不安なことがあれば是非ご相談ください。
お問い合わせ・来店のご予約はお近くの店舗までお電話を
補聴器をご検討の方・補聴器でお悩みの方、どうぞ安心してお任せください。
当店では他店様でご購入の補聴器も喜んで調整・クリーニングを承ります。
また当店はご予約のお客さまを優先させていただいております。
お待たせしないために、ご来店の前にご都合の良い日時のご予約をお勧めいたします。