補聴器はなぜ両耳が良いの？　～後編～

こんにちは！豊中補聴器センターの最所です。

あと２ヶ月もすれば、クリスマスないしは年末と考えると、１年って本当に早いですね。

さて今回も前回に続き、なぜ両耳装用がおすすめなのか。のお話になります。

前回の記事は下記をクリックしてください。

④聞こえの回路の劣化を防ぐ

耳に入った音は脳でいくつかの神経を経過して、初めて音として感じる事ができます。ところが耳に十分な音が入っていないと、この神経が劣化してしまい、言葉の聞き取りが悪くなってしまう場合があると報告されています。それを防ぐためにも両耳に音を入れたほうがよいでしょう。

⑤疲れにくい

もし目が悪くて片目に眼帯をしても、ほとんどの場合は見えなくて困るという事はありません。ただ、長時間片目で過ごしていると疲れてきます。これは耳も同じことで、両耳につけることで無理がなくなり疲労度が軽減します。

と、この通りメリットはたくさんあるのですが、デメリットも存在します。

何よりの問題は１台でも結構な値段なのに、それを2台買う。つまりは費用が倍になることですね。

しかし、片耳に最高品質のものを買うよりも、その予算で両耳につけたほうがよい場合も多いです。最近の補聴器は両耳で使用することを前提に開発されたものも多いので、尚更ですね。

補聴器は片耳でも十分お役に立ちますが、やはり片耳の限界というものがございます。両耳ならさらに楽しめるという場面も少なくないので、よかったら当店で試してみませんか。ご来店お待ちしております。