工場勤務による騒音性難聴、補聴器は使える?
こんにちは高槻補聴器センターの森澤です。
難聴には様々な種類の難聴があるのをご存知でしょうか?
今回はその中の騒音性難聴についてお話していきます。
また、騒音性難聴の方が補聴器を使用出来るかについてもお話します。
目次
騒音性難聴とは
騒音性難聴はいくつかの感音性難聴の一種で高音障害となります。
騒音性難聴になるのは、どのような原因なのでしょうか?
騒音性難聴が起きるメカニズム
騒音性難聴は名前の通り騒音、つまり騒がしい環境下に居続けることで起きやすい難聴です。
騒音が多いと、音を感知する有毛細胞が強い刺激を受けてしまい機械的障害になることや、長期騒音暴露による内耳血流の低下が蝸牛神経の原因と考えられています。
例えば、鉄工所や木工所など常に騒音にさらされるところでは起きやすい症状ということです。
そのため、そのような工場勤務の方は耳せんが義務付けられます。
同じ騒音環境下でも低下していく量には個人差があります。
騒音性難聴になった人の特徴
騒音性難聴は低音域~中音域までの聴力が保たれやすいが、4000Hz以上から徐々に低下する高音障害です。
そのため、母音は聞き取りやすく、子音が聞き取りにくい傾向にあります。
特に摩擦音のS、H、F、K、Tなどは高い周波数は聞き取りにくくなりやすいので
「サトウ」と「カトウ」のような言葉を聞き間違えることがあります。
騒音性難聴は労災として認められるの?
結論からいうと、騒音性難聴は労災認定の対象になります。
ただし、本当に騒音性難聴なのか(もしかしたら、別の難聴かも?)検査しなければなりません。
また、騒音性難聴だと分かっても退職されてから5年経過すると時効により無効になってしまいますのでご注意ください。
詳しくはこちらをご覧ください
難聴の特徴に合わせた補聴器選び
ヒヤリングアート高槻補聴器センターは難聴の特徴に合わせて適切な補聴器のご提案を行っています。
そのため、高音急墜型になりやすい騒音性難聴の特徴に合わせた補聴器もご提案いたします。
(通販等で販売されている補聴器は販売しておりません。)
その他にも様々な種類の補聴器をご用意いたしますので、自分に合った補聴器を探しに当店までご相談にいらっしゃて下さい。
参考資料
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