こんにちは。

高槻補聴器センター店長の住吉です。

 

この記事を読んでいただいている方も耳鳴りにお悩みの方は多いのではないでしょうか?

難聴でお悩みの方は特に耳鳴りを患っている方は多いと言われています。

 

では、補聴器には耳鳴りを改善する効果はあるのでしょうか?

今回の記事では、耳鳴りの原因から、補聴器の耳鳴りに対する働きについて触れていきたいと思います。

それではまずは原因からまいりましょう!

 

 

耳鳴りの原因


一般的に耳鳴りの音は脳で作られていると考えられています。

耳鳴りの原因で一番多いのは内耳の障害によるもので、難聴になり耳からの信号が少なくなると、脳がそれに反応して音の感度を上げようとします。多くの場合、耳から入る音の情報が少なくなったことを補うように耳鳴りの音が発生します。

2021年版よくわかる補聴器選び P48より

 

 

つまり、「内耳の障害により、本来耳から入ってくるべき音が少なくなることで、脳が音の感度を上げようとしているうちに耳鳴りの音を作り出してしまう」と考えられています。

 

補聴器を着けると耳鳴りが楽になることがあります


補聴器には耳鳴りを軽減する効果があると言われています。

耳鳴りは前述したように脳が耳鳴りの音を作り出してしまうと考えられていますが、補聴器によって外からの音が増幅されれば、

内側からの音が気になりにくくなるという仕組みです。

耳鳴りがそこまで気にならない程度であれば通常の補聴器でもある程度の効果は期待できます。

実際に当店でも補聴器を使用中のお客様から「耳鳴りが楽になった」と喜ばれている方もいらっしゃいます。

ただし、耳鳴りが治るというわけではなく、あくまでも使用中は気になりにくくなるというものです。

 

 

耳鳴り治療機能付きの補聴器もあります

※耳鳴り治療は医療機関の管理下で行う必要があります


耳鳴りがさほど気にならないレベルであれば、通常の補聴器でも効果があると言われています(個人差があります)が、

治療が必要なレベルであれば、耳鳴り対応補聴器という選択肢もあります。

シグニア補聴器 iTCI3

「補聴器の通常の機能に加えて、あえて耳鳴り用の音(ノイズや、その他オルゴールのような聞き心地の良い音も補聴器によってはあります)を出し、耳鳴りの音を気になりにくくしてしまおう」という仕組みです。(音響療法)

音響療法とは、周りが静かだと耳鳴りはより気になってしまいますが、音がある場所ではそれを無視できるようになり、脳が耳鳴りに反応しにくくさせるための治療です。

補聴器を使用した耳鳴り治療は医療行為にあたり、医療機関(耳鼻科)の管理下で行われる必要があります。

対応機関は補聴器メーカーにお問い合わせください。

 

まとめ


いかがでしたでしょうか?

耳鳴りに悩む難聴者は多いですが、「補聴器で楽になった!」というケースも少なくありません。

耳鳴りがひどくない場合には通常の補聴器でもある程度の効果が期待できますが、

程度がひどくなると治療が必要な場合もあります。

耳鳴り治療機能の付いた補聴器も各社から出てきていますが、耳鳴り治療は医療行為になりますので耳鼻科に相談の上使用するようにしましょう。

 

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補聴器をご検討の方・補聴器でお悩みの方、どうぞ安心してお任せください。

当店では他店様でご購入の補聴器も喜んで調整・クリーニングを承ります。

また当店はご予約のお客さまを優先させていただいております。
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