聴こえやすい話し方
こんにちは高槻補聴器センターの森澤です。
お客様との会話でよく私たちスタッフの声は聴こえるとおっしゃってもらえます。
実は私たちの声はよく聴こえるように話し方を工夫してします。
その一つとして「大きく声を出す」方法がありますが、その他にも聴こえやすくするコツがあるんです。
今回はその他の話し方のコツについてお話します。
1、ゆっくり話す
ゆっくり話すと言葉の1音1音がはっきりと聴きやすくなります。※
そのため、言葉が聴こえにくい人の中には、大きな声よりもゆっくり話した方が効果的な方もいます。
ちなみに、NHKのアナウンサーが聴きやすいのは1分間の内に300文字程度で読んでいるためだそうです。
(矢野 香 2014年7月 『【NHK式+心理学】一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール』 ダイヤモンド社)
2、出来るだけカ行サ行ハ行を強調する
カ行サ行ハ行は摩擦音、いわゆる擦れるような音が最初に発声されます。
そのため、これらの行の判別は聴こえにくい方にとって、とても難しい音になります。
出来るだけこれらの行を強調して話すようにしてみて下さい。
例:月(つき)、写真、整体など
3、聴き間違いが多い時には別の言い方で
これは、上記の2つに付随することになるかもしれませんが、何度いっても聞き取りにくい単語というのが存在します。
聴き取りにくい単語は一人一人違いますので、何度も聞き返しをされる場合には別の言葉に言い換えるのが効果的です。
例:携帯→電話 お皿→器 電池→バッテリーなど
このように話しかける方法を意識しながら話すと会話の聴こえ方も変わってくると思います。
また、人には苦手な音があるのと同様に苦手な言葉も存在します。
自分の苦手な音は何か、一度調べてみてはいかがでしょうか。
高槻補聴器センターでは専門の設備を用い、補聴器を合わせるための聴力や言葉の理解を測定して聴こえの状態についてしっかりとご説明いたします。
当店で聞こえの状態を確認してみませんか?
お待ちしております。