補聴器の騒音抑制機能についてご説明します!
こんにちは言語聴覚士の森澤です。
今回は以前、補聴器の進化で少しだけ記事にした
「騒音抑制機能」について詳しく説明しようと思います。
前回の記事についてはこちら↓
雑音抑制の機能は主に5つの機能で言葉を聴こえやすくしています。
その5つがこちらです
・ノイズリダクション
・指向性
・静かな場所での音の増幅抑制
・衝撃音の低減
・風切音の低減
ノイズリダクション
ノイズリダクションは日常生活の中で聴こえてくる騒音を低減させる機能です
例えば、エアコンの音や、本人が乗車している乗り物内の走行音、
電車の音や掃除機の音といった交通騒音や掃除機の音の機械音といった雑音を低減します。
指向性
指向性とは、正面の音を聴きやすくする機能です。
細かく言いますと、人が大勢いる場所や騒がしい場所にいるときに正面以外の周囲の音のレベルを低減機能になります。
静かな場所での音の増幅抑制
静かな場所で読書している時などは、補聴器の内部雑音ばかりが聞こえてしまいます。
このため、集中できるように静かな環境では音の増幅を下げて抑える処理を行うこともできます。
衝撃音の低減
衝撃音の低減は、食器のぶつかる音や強く締めた時のドアの音などの
耳障りな衝撃的な音の成分を抑えて、刺激の少ない聞き取り易い音にします。
風切音の低減
風雑音の低減処理は風切り音、
例えば風の強い場所や自電車等の乗り物で聴こえる風の音を低減します。
この5つの機能が言葉の聴こえをサポートします。
また、この機能は値段によって性能に違いが現れます。
(雑音の分析量や周波数の細かな采配など)
値段の違いについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓
このほかにも補聴器は多くの機能によって聴こえにくい音を聴こえるようにサポートします。
私たち専門の者も補聴器を快適に使用できるようにサポートいたしますので、
一度、高槻補聴器センターにいらしてはいかがでしょうか?
お待ちしております。