補聴器を早めに装用した方が良い理由 (聴こえの状態、放っておくと…?)
こんにちは言語聴覚士の森澤です。
突然ですが、「最近音が聴きずらい」、「聞き返しが多い」ともしかして難聴?っと感じている中で、、、
「まぁ音を大きくすれば、まだ問題ないから放っておいても大丈夫」
と思って聴こえを放置している、、
そんな方はいらっしゃいませんか!?
聴こえを放置しておくと耳以外の健康状態に影響されやすいといわれています。
ですが、難聴をいち早く対処することで以下のような面で改善が見込まれます。
・心身の健康状態
・注意力
・人間関係
心身の健康状態
聴力が聴こえにくいと実はバランスがとりにくくなるのはご存知でしょうか?
人は目で距離感を耳で方向感をとるといわれています。そのため、耳が聴こえにくい状態ですと、バランスがとりにくくなり、転倒しやすくなると言われています。
しかし、補聴器をつけることで周りの音や自分の足が擦っている音を聴くことで空間認識が上がり、転倒するリスクが少なくなります。
また、周りの音が聴こえることによって音が豊かになり精神状態にも良いとされています。
注意力
補聴器できこえの状態を改善すると、周りの音が広がります。例えば自転車の音、子供の遊ぶ音、後ろから聴こえる音など多くの音が聴こえることで音の気づきが早くなり、注意力が増します。
人間関係
耳が聴こえにくいままにしておくと、相手との会話が億劫に感じてしまうことや相手側が話しかけづらくなりがちです。
補聴器をつけて改善出来れば、家族や友人の声が聞こえ、会話が楽しくなり笑顔が増えるようになったといわれる方々も多くいます。
いかがでしょうか?
ちなみに、聴こえにくいと感じて実際専門店に足を運ぶのに約8年かかるといわれています。
その8年を少しでも短くして早めの装用をお勧めします。
もし、今自分が補聴器がいるかもしれない、少し聴こえについて話が聴きたい。
そう思っていらっしゃる方はぜひ高槻補聴器センターまでお越しください。