補聴器 電話の聞き方(リモコン無し)
こんにちは池田補聴器専門店の「こいはん」こと
中田です。
今回は補聴器をつけているユーザーの質問でよくある
電話の取り方をご説明したいと思います。
さて、、、
よくある間違いが下の写真です
このままだと「補聴器を外さないと電話が聞こえない」ってことに
左が耳穴タイプ(受話器に隠れて見づらいですが) 右側が耳掛けタイプの補聴器です。
今までどおり耳穴にピタッと当てると耳穴式ではハウリング(ピーピー音)が起こったり
補聴器に当たる音が入ったりして聞こえづらくなります。
耳掛け式の場合、耳穴のほうにあるのは音の出口しかないのでさらに聞こえなくなります。
では、正しい方法ですが、、、
こちらが正しい受話器の当て方になります
耳穴式の場合、前からの音にたいして一番感度が良くなるようになっており、
指1~2本分の隙間を空けて前から音が聞こえるようにすると
聞こえの感度がぐっと良くなります。
耳掛け式の場合、耳後ろの本体部分にマイクがついているため、
ちょっと変な感じですが耳の上に受話器を当てるのが正しくなります。
補聴器を使う上で電話は特にちょっとしたコツが必要になります。
最近では無線通信で電話と補聴器をつなげることができるタイプもありますが、
最初に電話機と補聴器を設定する必要があります。
(もちろん、「池田補聴器専門店」でも取り扱い致しております)
あと、補聴器無しでちょうど良い音量のまま電話を当てると
音が大きすぎて余計に聞こえない場合があります。
その場合は電話機の音量を少し弱めてみてください。
BluetoothやTコイル、プログラムボタンで電話用に切り替えるといった
やり方もたしかにあるのですが、リモコンの設定や使い方を覚えないとうまく使えなかったり面倒だったりする方。
また、通信機能がそもそも付属していない補聴器は上記のやり方をお勧めいたします。
持ち方を変えるだけなので、
誰でも簡単に固定電話で補聴器を聞きやすくできます。
(もちろん子機や携帯電話でも聞きやすいですよ)
補聴器もちょっとしたコツが必要な場面もありますので、
お困りの際はぜひ一度、「池田補聴器専門店」までご相談ください
余談です、、、
最近、近場に設置された自動販売機で30円のジュースを買って
「こまもん」店長を買収(?)して今回の写真のモデルをお願いしました(笑)
「なんか安すぎない?」と言いながらも快く引き受けてくださいました。
わが店長、いつもお優しくて頼もしいです!!
そんなこんなでいつも和気藹々と楽しくやってます♪