補聴器のメンテナンスと調整でパワーアップ!前編
こんにちは!
茨木補聴器センターのもりぞーです。
・補聴器って買った後はお店に行かなくてもいいの?
・補聴器のメンテナンス方法がよくわからない
今回はこのような補聴器メンテナンスについての疑問に分かりやすくお応えします。
まずは前編として「補聴器の性能が低下する原因」についてお話します。
目次
補聴器の音質は使用しているうちに低下します
補聴器は、しばらく使用していると様々な原因でベストのきこえ具合から遠ざかってしまいます。
定期的なメンテナンスが必要なのですが、なぜ補聴器の音質は低下してしまうのでしょうか?
補聴器の音質が低下する原因
・耳垢の付着
補聴器を長く使用していると、先端部分(音孔といいます)に耳垢が付着することがあります。
耳へ音を伝える出口部分になりますので、汚れてしまうと正確な音量で聞こえなかったり、音が出なくなることがあります。
(赤い丸部分が音孔です)
(白い部品は耳垢ガード。ここが汚れると音が小さくなったり聞こえなくなります)
・湿気による音質の低下
補聴器はコンピューターが詰まった「音の出る精密機械」です。
また耳の中は、洞窟の様に湿気がこもりやすい形状をしています(耳の内部の湿度はおよそ80%と言われています。
そのような湿気の多い場所で補聴器は音を鳴らし続けますので、使用し続けるとどうしても「こもったような音」になりがちです。
・チューブ内の結露(耳かけ型補聴器)
耳かけ補聴器のチューブ内で外気との温度差により結露が生じる事があります。
特に真冬に多いですが、チューブ内に水滴が溜まると一時的に音が出なくなることがあります。
(疑似的にチューブ内に水滴を付着させています。
水滴が溜まりすぎると音が出なくなることがあります)
まとめ
今回はメンテナンスの前に「補聴器の音質が低下する原因」についてお話いたしました。
次回はいよいよ補聴器メンテナンスについてです!
ご期待ください
※2021年5月11日更新:「補聴器のメンテナンスでパワーアップ!後編」
もりぞーでした♪
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