こんにちは!

茨木補聴器センターのもりぞーです。

 

きこえに不自由を感じ始めた頃に思いがちなのが、

 

「少し聞こえにくいけど、まだ聞こえてるから大丈夫」

「対面会話は不自由ないから大丈夫」

 

もちろんお困り具合の程度によりますが、最近聞こえにくいなと感じたら早めに耳鼻咽喉科または補聴器専門店にて相談をお勧めします。その理由を説明いたします。

 

補聴器を早めに使用すべき2つの理由

 

聴力低下が進み過ぎる前に使用すると慣れやすい

聴力が低下するということは「正常な聞こえ具合から離れていく」ことです。

自分でも気づかないうちに少しづつ聴力が低下していくと、「本来の(正常な)聞こえ方」がどういったものか曖昧になってしまいます。

補聴器が必要な状態であることがもちろん前提ですが、聴力低下が軽いうちに補聴器を着ける事で「正しい聞こえ具合に近づけるための音量が比較的軽く」なります。

その分ご自身で感じる音質もより自然になり順応しやすくなると言えます。

 

早めに使用すると取り扱いや音の調整過程もスムーズに

補聴器の取り扱いは決して難しいものではありません。

ただ、あまりにも高齢になってから補聴器を使用するよりも早めに補聴器に慣れる事で、お耳への出し入れや電池の交換などがよりスムーズにできる見込みはあります。

補聴器の取り扱い以外でも、前述した通り聞こえにくい時間が長くなると正しい聞こえの認識が薄れていきます

今まで調整させていただいたお客様の傾向を見ても、早めに補聴器を使用した方が比較的短期間で音に慣れる事ができます。

 

 

補聴器を持っている方の半数は「もっと早く着ければよかった」

 

ここからは実際の補聴器使用者のご意見をもとにご説明いたします。

日本補聴器工業会が調査した資料によると、全補聴器所有者の内54%がもっと早く補聴器を使用していればよかったと思っています
その理由については、「より快適な生活が送れたのではないかと思っているから」が最も多かったとの事です。

(一般社団法人 日本補聴器工業会調査資料-Japan Trak2018より引用)

 

 

早めに使用することで生活が快適になり安心できます

(一般社団法人 日本補聴器工業会調査資料-Japan Trak2018より引用)

実際に補聴器を使用している方の多くは「早めに補聴器を使用すればより快適に生活できる」と思っていらっしゃいます。

 

使用者の約7割は「補聴器に期待通りかそれ以上の働きを感じている」

(一般社団法人 日本補聴器工業会調査資料-Japan Trak2018より引用)

 

補聴器の機能は年々進化しています。

「ただうるさいだけだろう」「着けてもきっと聞こえないだろう」と自分で判断せず、「試しに聞いてみる」ことから始めてみませんか?

 

まとめ

今回は「補聴器を早めに着けるメリット」を、実際の補聴器使用者のご意見を元にご説明いたしました。

認定補聴器技能者のもりぞー自身「きこえの不自由を我慢し続けても良いことはない」と考えております。

補聴器専門店にて、お悩み相談や補聴器に付いてのお話を聞くだけでも価値があると思います。

茨木補聴器センターまでお気軽にご相談下さい!

この記事を書いた人

森裕之

森 裕之

  • 所属:豊中補聴器センター 店長
  • 出身:兵庫県
  • 経歴:補聴器業界22年勤務
  • 趣味:バイク・ギター・旅行(学生時代、バックパッカーとしてアフリカへの演奏旅行、キリマンジャロ登頂を経験)
  • 大切にしていること:私のモットーは「共に楽しむ」です。悩みや問題は人と共有し、協力し合うことで立ち向かっていくことができ、そして共に乗り越えた喜びは一人のときよりも何倍も大きくなります。お客様と共に聴こえのお悩みをひとつひとつ解決し、そしてその喜びを共有させてください。
  • 認定補聴器技能者登録番号:第23-4528号

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