補聴器から音が出ない!対処法を徹底解説(②耳あな型編)
こんにちは!もりぞーです。
さてさて前回に引き続き、「補聴器から音が出ない!」シリーズ、今回は耳あな型補聴器編です。
第1回の耳かけ型編はこちら
第3回のポケット型編はこちら
目次
補聴器から音が出ない!─耳あな型の場合─
電池を交換してみる
耳あな型補聴器の場合も、音が出ない時はまず試していただきたいことは
「電池を新しいものに交換する」です。
新品の電池(できればシールをはがして30秒ほど時間が経ってから入れて下さい)に交換して音が出るか確認してください。
耳垢ガード(耳垢フィルター)の掃除
それでも音が出なければ次に疑うのは「耳垢ガードのチェック」です。
耳穴式補聴器の多くは音が出る先端部分に耳垢ガード(耳垢などが内部に侵入しないように防ぐ網状のフィルター)が取り付けられています。
補聴器の先端部分を確認して、耳垢汚れが付着している様であればブラシでこすって落としてください。
この時補聴器の先端は必ず「下向き」になるように持ってください。
(先端が上向きの状態で掃除すると耳垢が補聴器内部に入り込む恐れがあります)
フィルター掃除で解決しない場合はお店へ
先端の掃除で音が出れば単なる耳垢詰まりで済むのですが、掃除しても汚れが取り切れなかったり音が出ない場合があります。
その際はお店にご来店いただく事をお勧めします。
フィルター交換はなるべくプロにお任せ
耳垢ガードの汚れが深刻な場合はフィルターを新しいものに交換する必要がありますが、細かい作業になりますので当店で交換させていただいております。(耳垢ガードの種類や交換の方法が、メーカーや補聴器の大きさによって変わりますので安全の為に当店にて交換させていただいております)
お店で耳垢ガードを交換しても音が出ない場合は故障の疑いが濃厚になってきますので、お預かりの上修理に出させていただく事になります。
まとめ
いかがでしたか?
耳穴型補聴器の場合、耳掛け型よりも細かい作業が求められますので、少しでも不安な方は当店へすぐご連絡下さいね。
次回は「補聴器から音が出なくなった!(③箱型編)」をお送りいたします。
もりぞーでした♪