音は聞こえるが言葉が聞き取りにくい原因と対処法を徹底解説!
こんにちは。
高槻補聴器センターの店長の住吉です。
「声は大きく聞こえるのに話の内容がわからない」と感じたことはありませんか?
補聴器をしようか悩んでいる方も、すでに補聴器をご使用中の方も、
この記事を読めば何が原因でどうすれば良いかがわかります。
それではまいりましょう!
目次
音は聞こえるが言葉が聞き取りにくい原因とは?
高音域の聴こえが落ちてきている場合
高音が聞こえにくくなってきている可能性があります。高音域の音は言葉の理解に非常に重要な音です。
sやkなど子音が含まれており、「相手が何を喋っているかを」識別するための大切な音です。
対して低い音はボリュームの役割があり、音の大きさの95%は低音域で感じると言われています。
ゆえに、音の大きさは感じる(音は聞こえる)のに言葉が聞き取りにくいのは高音域の聞こえが落ちてきていると考えられます。
言葉の聞き取り能力が低下している場合
言葉を聞き分ける力が落ちている可能性があります。
以前のブログでもご説明したことがありますが、「音が聞こえること」と、「言葉を理解できる」ことは違います。
私たちは耳を通して音を聞いていますが、聞いた音を言葉として理解、しているのは神経や脳の働きなのです。
難聴の方にはただ大きな声で話せば伝わると思われがちですがそれだけではありません。
その言葉を聞き分ける力が低下してしまうと音は十分聞こえるのに言葉がわからないという状態を招いてしまうのです。
周囲の環境が要因の場合
居酒屋、にぎやかなレストラン、様々な会合など、周りがにぎやかになればなるほど言葉の聞き取りがしにくくなります。
また早口で話す方、ボソボソ話す方も聞き取りが難しいです。
これは難聴者に限ったことではありませんが、難聴者の場合は健聴者よりもさらに聞き取りづらくなることは言うまでもありません。
音は聞こえるが言葉が聞き取りにくい場合の対処法は?
補聴器を早めに着けましょう!
高音域が聞こえにくくなっている場合は、補聴器で聞き取りにくくなった音域を補うことで、言葉を聞き取りやすくすることができます。
また、難聴を放置しておくと耳の神経に届く音情報が少なくなり、言葉の聞き取り能力が低下してしまう可能性もあります。
早くから補聴器を着けることで聴き取り能力の低下を防ぐ効果があると確認されています。むしろ良くなる場合もあるのです。※治すものではありません。
早口やボソボソした声においては、補聴器が早口をゆっくりにしたり、はっきりした口調を変えることはできないので、聴力が低下していることが原因で聞き取れない部分は改善が見込めます。
補聴器を調整しましょう!
補聴器をすでにご愛用の方は聴力に低下が見られれば調整をする必要があります。
高音域に聴力低下があれば特に言葉が聞き取りにくくなるのでその部分を補うように調整する必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では音は聞こえるのに言葉が聞き取りにくい原因と対処法をご紹介しました。
補聴器は会話が楽しくなり前向きな気持ちにさせてくれるパートナー的な存在です。
なるべく早く着け、人生を豊かにそして楽しくすることがおすすめです。
聴力に合った補聴器が聴力を低下させることはありませんのでご安心くださいね。
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補聴器をご検討の方・補聴器でお悩みの方、どうぞ安心してお任せください。
当店では他店様でご購入の補聴器も喜んで調整・クリーニングを承ります。
また当店はご予約のお客さまを優先させていただいております。
お待たせしないために、ご来店の前にご都合の良い日時のご予約をお勧めいたします。
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