こんにちは!

豊中補聴器センターの住吉です。

 

 

まだまだ残暑厳しい9月ですが、当店も毎日はりきって営業中です!

お気軽にクリーニング、点検にお立ち寄りくださいね。

 

 

さて、今回は補聴器お役立ち情報です。

「補聴器は雑音が多くて聴こえない」

そんな話を聞いたことはありませんか?

 

 

実は、こう思ってしまう事にはちゃんと理由があります。


理由① 今まで聴こえにくかった生活音が聴こえるようになるから


まず補聴器を着ける前は程度に個人差はありますが、難聴であると考えられます。

難聴の場合は、声だけでなく生活騒音を含めた音も聴こえにくい状態になります。

難聴の期間が長ければ長いほど生活音がどんな音だったかわからなくなります。

故に、補聴器を着けることで今まで聴こえにくかった音を「雑音」と捉えてしまうのです。

 

 

例えば、エアコンなどの「サー」という音が補聴器で聴こえるようになると、

「今まで聞いたことがない雑音が聴こえてうっとおしい」

と感じます。

しかし、健聴者にとってはあたり前に聴いている音であり、

聴きなれていない分うるさく感じてしまうのです。

 


理由② 生活音と言葉を区別できるようになるには時間がかかる


補聴器の着け始めは、さまざまな音が急に聴こえるようになります。

騒音と会話が同じように耳に届きます。

そうすると、どれが聞きたい言葉でどれが聞きたくない騒音なのか脳が判断できないのです。

生活騒音と会話が混在し、聞きたい言葉が生活騒音に邪魔されてしまいます。

 

 

この聞きたくない「生活音」は補聴器装用者にとって「雑音」と思いがちですが、

健聴者にとっては普段から聴き慣れている音です。

聴き慣れているからこそ、聴きたい会話に集中しやすいように脳が生活音と言葉を区別してくれています。

補聴器に慣れてくると少しずつ脳が音情報を学習し、この区別ができるようになってきます。(個人差があります)

 


まとめ


いかがでしたでしょうか。

「補聴器は雑音がうるさい」とよく耳にするかもしれませんが、本当は聴こえることが自然なのです。

なぜなら実際に存在する音が聴こえるようになるから。

(※補聴器自体から発生するノイズ、つまり雑音はほとんどありません。)

補聴器に慣れてきて長時間使いこなせるようになると、徐々に生活音が気にならなくなります。

結果、言葉がキャッチしやすくなり、よく聴こえるようになります。

豊中補聴器センターでは補聴器に慣れるために一人ひとりに合わせたプランで調整していきます。

快適な補聴器で楽しく充実した人生にしましょう!